歯科内覧会・歯科開業支援　株式会社エヌデュース

エヌデュース EPISODE-0

小学校時代は、少年野球をやって足が速かったので一番でセンターでした。
中学校、高校と陸上競技部・短距離走（１００ｍ・２００ｍ）を専門として、毎年全国大会に出場しました。高校２年生時代に、ジュニアオリンピック、高校男子２００ｍの部で全国優勝をしました。
前職のササキ株式会社（歯科ディーラー）時代は、最初は岐阜県の西濃地区の田舎町の歯科医院さんのルート営業をしました。

入社一年目に、当時西濃地区を担当していた先輩営業マンが突然退職をしてしまったので、急遽担当することになりました。最初は、担当した歯科医院さんの院長やスタッフさんから前担当者や前会社への「不平・不満・不信」ばかり聞かされて、頭を下げる毎日でしたが、逆に「チャンス」と捉え、きちんと対応すれば、「君は将来有望だね～」とよく褒めていただきましたので、決して嫌な思いばかりではなかったです。

そして、私なりに担当する歯科医院さんのお力になれたら、もっと喜んでいただけると考え、それにはただ商品紹介をするだけではなく、担当する歯科医院さんの患者さんに喜んでいただけるにはどうしたらいいのか・・を絶えず考えて、歯科医院さんに提案していました。
当時そんな行動をする歯科ディーラー営業マンはほとんど居ませんでしたので、大変に感謝されてメインでなかった歯科医院さんのほとんどが、メインまたはオンリーで取引をしてくださるようになりました。おかげ様で、当時、ルート営業の消耗材料の売上が全国でも最も多かったと思います。

「永井さんの提案を実践する度に、レセプト枚数がどんどん多くなります」と、ある院長からおっしゃっていただいたことは、何より嬉しかったです。

そんな行動を見ていた勤務医の先生方から「僕の開業の時は、永井さんにぜひ手伝ってもらいたい」と新規開業のお手伝いの依頼をたくさん頂戴するようになりました。そして、開業をお手伝いさせていただいた先生から「僕の友人（同期・先輩・後輩・元勤務先）が開業するので、ぜひ永井さんが力になってやってください」とたくさんのご紹介を頂戴することになりました。
その分、消耗材料や医療器械を販売していただけ、より責任は大きくなりますが、やりがいがその何倍も大きくなりました。
そして、大きな不安を抱えて開業された先生が、順調にスタートされ、時には涙を流して「永井さんのおかげです！」とおっしゃって感謝をして頂ける場面もあり、どんどん「歯科医院さんの開業のお手伝い」が天職となっていきました。

そうして、北は北海道から南は沖縄まで新規開業のお手伝いをさせていただく中で、歯科医師の先生が人生を掛けて開業をされるわけですが、そのお手伝いをする人間が、ルート営業の片手間や空いた時間に開業のサポートをするといった仕事内容に、ずっと違和感を感じておりました。そこで一念発起して、前職の幹部に直談判をして、新規開業のお手伝いをより充実させるために、新規開業の専門の部署（開発営業部　新規開業専任）を立ち上げました。その結果、独立をするまでの間、年間２０件を超える新規開業の歯科医院さんのお手伝いを、退職するまで継続することができ、ルート営業を兼務していた頃よりも、当然ですが、開業される歯科医院さんのスタートをより順調にサポートすることができるようになりました。

結果として、年間売上が４億円を超えておりましたので、日本一の歯科ディーラー営業マンと多くの方々から評価していただくことができました。

以下、続きます・・・
開業支援業務の合間の時間をぬって、少しずつ原稿を書いています。